タイには菜食週間があります。
เทศกาลกินเจ (テーサガーンギンジェー)と呼ばれているもので、フライングスタートも含めて約2週間ほど町のあちこちで黄色い้旗を目にすることができます。
菜食・ベジタリアンといってもタイの菜食は種類も豊富で選ぶ楽しみがあり、なにより美味しいので全く淋しい気持ちになりません。
信仰心があってもなくても、なんとなく徳を積む気持ちで試してみてはいかがでしょう。
菜食イベント・菜食商品いろいろ

セブンイレブンの菜食パン
この期間中は菜食イベント用ブースがショッピングモール内に設置されたり、個人のお店でも期間限定の菜食メニューが作られたり
とにかく菜食週間が一大イベントであることが伺えます。

通常は菜食でないお店で菜食メニューを扱うことも
定番商品でも菜食基準に当てはまれば『เจ』のシールが堂々と貼られて期間限定ジェー仕様に。

スーパーのジェー特設コーナー
具無しの蒸しパン(サラパオ)や揚げ春巻きなど中国料理のような食品が目立ちますが、もちろんタイ料理をベースとした菜食メニューも豊富にあります。
いきつけのぶっかけ飯屋さんも菜食仕様に。
キノコマッサマンカレーやかぼちゃの煮つけ・野菜炒めなど、ベースがタイ料理なのでいずれにしても美味しいです(ゆで卵は菜食ルール違反ですが見逃してください~)。
👆の画像は近所の菜食コーナーで購入した菜食食品。
- あんまん
- タピオカ?皮の焼売
- ココナッツのタイ菓子
どれも買おうと思えば菜食期間以外でも買える商品ですが、改めて食べてみると、どれも美味しい!
他にも野菜・キノコを具にしたタイカレーも購入。お肉が使われてなくても十分なボリュームでした。
特に偽肉(大豆やキノコが原料)は歯ごたえがしっかりあって、日本でも手軽に食べられたらいいのになぁと思うものばかり。
2018年の菜食期間と基本ルール
前述のとおり菜食期間であってもお肉は売られていますし食べても全く問題ありませんが、一応この期間のルールのようなものがあります。
- 肉を食べない・動物に危害を加えない
- 牛乳・バター・動物性油脂を採らない
- 味付けの濃いもの、辛すぎ・甘すぎ・酸っぱすぎ・塩辛すぎるものは採らない
- 香りの強すぎる野菜や香辛料(パクチー・ニンニク・玉ねぎ・ネギ・らっきょ・ニラ等)、酔うもの・お酒各種は採らない
- 鶏の卵・はちみつ・カニカマも摂取禁止
- タバコを吸う事も絶対だめ
ほかにも
- 白米より玄米・全粒粉を選ぶほうが良い
- 揚げ物・炒め物より煮る・蒸した料理を選ぶほうが良い
- 体から毒や脂肪を出す手助けをするため、食を減らす
といった健康の観点からもガイドラインが設けられています。
サイトはタイ語ですが、翻訳機にかれば大体わかります。
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