チェンマイの市場といえば有名なのはワロロット市場ですが、広すぎて、店が多すぎて、ちょっと疲れてしまいます。
何か他にいい市場ないかな?と思って調べたところ、「小さいけどワロロットと置いてあるものは同じ」という口コミが目立ったのが、このトンパヨーム市場です。
市場というには規模はかなり小さいですが、空港へ向かう直前にお土産を買い足すにはちょうどいいサイズかもしれません。
トンパヨーム市場の場所
旧市街のスワンドーク門からスタートすると、東へまっすぐ、2キロほど進んだら運河の大きな交差点にぶつかる地点があり、その左手にひっそりと市場の入り口があります。
またチェンマイ大学の裏門からであれば、徒歩10分弱。
ニマンヘミン通りからでも道が悪くないので歩いて15~20分くらいです(大通り沿いで日影が少ないので暑い日は歩くのはおすすめしません)。
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市場の入口は複数あり、通りに面してというよりは、路地を少し入った奥に市場エリアが広がっています。
ローカルと観光が同居する市場
市場の規模としては小さめで、生鮮や生活雑貨のエリアは狭めです。
また、ローカルの人向けのおかずやちょっとした軽食屋台などが極端に少なく感じました。
かわりに、市場中央のエリアにはナッツやドライフルーツがキレイにパック詰めされたものや、サイウアの真空パック、日持ちするタイ菓子などが目立ちました。
観光客が多いのでしょうか??
かといって英語や中国表示がされているわけでもない、不思議な雰囲気です。
👆肉や野菜の生鮮エリアはなんだかひっそり。
👆ナッツ・ドライフルーツ・お茶などが豊富。
👆欧米人や中国人観光客がちらほら。
👆ケープムー(豚の皮を揚げたもの)屋さん
👆豚皮だそうです。ミミガーみたいなもの??
意外と多いサイウア屋さん
ここの市場では、特にサイウア(ランナーソーセージ)屋さんが多いように感じました。
どの店もキレイに見栄えよく並べて、真空パックも用意しています。売れ筋なんでしょうか。
👆特にお客さんの多かったサイウア屋さん。15㎝くらいにカットした1片が30バーツ。
サイウア・ナムプリック・ケープムーがきれいに陳列されています。
👆サイウア断面図。黄色い粒は唐辛子の粒。
試食もさせてくれたので食べたところ、すごく美味しかったです。辛さはあるものの、レモングラスや生姜などが効いていて、なかなです。
👆ナムプリック(青唐辛子や長茄子・ニンニクなどをつぶしたもの)。一袋20バーツ。
ナムプリックは3種類あって、左側の緑色の看板が付いているものが一番辛さ控えめです。でも、けっこう辛い。
辛いながらもクセになる美味しさで、サイウアや生野菜・湯で野菜などにつけて食べるとぴったり。私はゆで卵につけるのが好きです。
タイ菓子(ガラメー)
ワロロット市場でも多く売られている、ガラメーなるタイのお菓子。この市場でも目立って陳列されていました。
👆自分で選ばせてもらって、10粒くらい入れて20バーツ。
👆こんな風にちゃんと袋に入れてくれます。
小さいワロロット・・・かもしれない
市場の入り口なんかはキレイとは言い難く、一体どれほどローカルなのかと思いましたが意外と中は観光ナイズされている不思議な市場でした。
ワロロットのように規模が大きくあちこち食べ歩けるような市場では全くありませんが、お茶・ナッツ・ドライフルーツ・持ち帰れるタイ菓子などのお土産物がきゅっと揃っています。
山岳民族の衣装なども入口付近の通路沿いに売られていました(ほんの少しだけですが)。
「色々食べ歩きたい。山岳民族の刺繍をあれこれ見比べたい。」
という場合にはこの市場では叶いませんが、
「空港へ行く前にちょっと市場へ行って乾物を買い足したい!」
という時にはちょうど良い規模かもしれません。
>>>市場の場所をもう一度みる
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