
チェンマイのスーパーで特売になっているロンコンコーナー。
茶色い巨峰のように実がついているロンコンが店頭にたくさん並ぶ季節になりました。
キロあたり69バーツとなっていますが、ローカルな市場で買えば1キロあたり25バーツ~とかなり安く購入することができます。
ロンコンの食べ方
ロンガンと同じくロンコンは蟻が付きやすいので、管理人は部屋に持ち帰るととりあえず洗います。
あとはただ皮をむいて食べるだけ。
房から1粒とったロンコン。
サイズは巨峰と同じくらいですが、皮はよりしっかりしています。
爪で皮を剥いて食べるとたまに皮が爪の間にささって痛い。指先がデリケートな場合は包丁で皮に切れ目を入れてから剥くことをオススメします。
そして指で剥いても包丁で剥いても指先がかなりベタつきます。ヤニのようなベタつき具合です。
ロンコンの味
剥けました。
この段階で購入してから2・3日経過しており、すこし状態が悪くなりかけています(中心から茶色くなってくる)。
ミカンのように房に分かれていますが、そのまま一口で食べられます。種はありそうでありません。たまに成長してない種のようなものがありますが、あまり気になりません。
肝心の味はというと、グレープフルーツのような爽やかな甘さとほのかな苦みがあります。
剥くのはめんどくさいですが、瑞々しくて美味しいです。
ロンコンの栄養価や効能
主な栄養価は以下の通りです。
ロンコンの実100gに対して
- カロリー:57キロカロリー(品種によって異なる)
- 食物繊維:2グラム(品種によって異なる)
- プロテイン:0.9グラム
- 脂肪:0.2グラム
- 炭水化物:15.2ミリグラム
- カルシウム:19ミリグラム
- リン:25ミリグラム
- カリウム:27.5ミリグラム
- 水分:80%
ロンコンは体の熱を取る効能がある
ロンコンに含まれるリンやビタミンBの働きにより、日常的に食べることで体内の熱を下げてくれる効果があるそうです。
暑い国では嬉しいですね。
食物繊維が腸の働きを助ける
ロンコン100グラムあたりに食物繊維が約2グラム含まれています。
1日に必要な分量の8~11%を摂取できるため、便秘の改善にも良いそうです。
ビタミンB1の働きでパワフルに
ビタミンB1が炭水化物の燃焼を助け、日常生活の燃料をスムーズに作りだします。
神経系の働きを保つ
ビタミンB1とB2の働きが神経系の働きを効率よくする手助けをする。
フリーラジカルに対抗し、細胞を保つ助けになる
2006年のFood Chemistryによる情報誌にて、ロンコンはバナナやパパイヤと同じようにフリーラジカルに対抗する成分が豊富な果物であると発表されたそうです。
フリーラジカルの細胞を壊わす働きから守り、慢性的な病気のリスクを下げる働きがあるとのこと。
食べ過ぎると太るので程ほどに
ロンコンは甘いフルーツなので、糖分も多く含まれています。
食べ過ぎると太るのでバランスよく食べましょう。とのこと。
参考資料
5 ประโยชน์ของลองกอง ดีขนาดนี้ต้องลิ้มลอง !
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