4月のソンクラン(水かけ)祭りが終わり、6月ともなると本格的に雨季に入ります。
私感ですが6~8月のチェンマイの天候・観光状況についてざっくりと述べます。
雨季でも毎日雨が降るわけではない
バンコクやタイ南部は頻繁に強い雨が降ることもあるようですが、チェンマイは雨季といえどもそこまで雨はやっかいなものではありません。
それに、意外なほど雨が降らない時もあります。
朝起きた時にひどい曇り空で、「あ~夜に降ったんだな、日中はどうかな~」と思っても結局午前は大丈夫で、昼から2時間ほど降ったり
日中大丈夫だったのが夕方雲がもくもく集まって勢いよく降ってきたり
かと思えば2・3日雨が降りつづく
でもまた数日晴れる時も。
そんなランダムな感じです。

どんより。
ただなんとなく、
午後1時前後
夕方5時前後
このあたりが急に怪しい天気になりやすい気がします。
1日の内で天候が変わるので、この時期は洗濯物のタイミングが微妙です。
天日干しできない場合はランドリーの乾燥機も便利。
道路の排水状況が良くないので、一旦降り出すとやっかい
チェンマイ(バンコクもですが)の道路は水はけが悪く、雨が強く降り出すと要所要所で水がたまります。
歩道があるところはまだマシですが、それでも側を通った車が水たまりを踏んで盛大に水がはねることもあります。
それに歩道がない(狭すぎる)道が多いので、大雨のなか徒歩移動は現実的ではありません。靴もびしょびしょになるし、衛生的にも悪そうです。
ただでさえ歩行者にとっては便利の悪いタイの道路ですので、雨が降ったら危険度も増して良いことは1つもありません。
すぐに赤バス(ソンテウ)やトゥクトゥク、グラッブなどを利用して移動することをおすすめします。
チェンマイは日本の夏より圧倒的に過ごしやすい
雨は足元を悪くしますが、空気を綺麗に・涼しくしてくれる効果があります。
なによりも、チェンマイは東南アジア、いわゆる「暑い地域」に位置していますが、夏に関しては日本より圧倒的に快適に過ごせます。
8月頃にタイから日本にかえってくると、空港を出た瞬間のあのじっとりとした日本特有の暑さに「うっ」となるほどチェンマイは気候は爽やかなものです。
もちろん日中の日差しはカーーっと照りつける強いものですが、室内では扇風機があれば割と快適です。
反対に夜は少し肌寒いときもあり、扇風機が要らない時もよくあります(暑がりさんはその限りではありませんが)。
日本で眠れないほど暑くて昼も夜もクーラーの中にいないと倒れそうなくらいなら、ちょっと避暑がてらチェンマイへ。というのはかなりオススメです。
雨季の恩恵は果物
タイは一年中なにかしらのフルーツが売られていますが、特に6月あたりは一番良い時期です。
ライチとマンゴスチンが旬を迎え、市場で安く買うことができます。もちろんドリアン・マンゴーなどのお馴染みフルーツも。
マンゴーは日本でも買うことができるのであまり珍しくはありませんが、フレッシュなライチとマンゴスチン、そしてドリアンはぜひ食べてみて欲しい魅惑のフルーツ達です。
特にライチは出回る時期が短いので、6月(その年の気候により収穫は前後します)に来チェンマイする楽しみの一つではないでしょうか。
雨季のチェンマイはのんびりステイにおすすめ

この日は夕方から霧雨のような雨が降りました
数日間でチェンマイをしっかり観光するコースの場合、雨はどうしても邪魔な存在です。
山間部の方は雨が強いと危ない場合もあるので、目的がはっきりしていてかつ期間が短く限定されている場合(絶対象に乗りたい等)は、乾季のほうが安全だろうなと思います。
ですが、チェンマイの中心地をうろうろして美味しいもの食べたいな。マッサージもいいな。
という旅行でしたら、雨季をそこまで避ける必要はないと思います。
むしろ観光客が少なめなので宿は取りやすいですし、人気のお店や観光地も激込みではありません。
果物は美味しいし、雨季のチェンマイ、良いんじゃないでしょうか。
管理人は1年のうちでいつのチェンマイが好きか?と聞かれたら、雨季が好きです。
花もたくさん咲いてますよ。
コメント